作業ヘルメッターのおんな道

肉体労働系レディ(淑女)の徒然です。フリーランスで造園土木の作業員をしています。お仕事と酒があればどこでも飛んでいきます。酒飲み。日焼け上等!

激しい喪失感

いやー

もう

SMAPファンには堪らなく辛く苦しい放送でした。

中居くんを思い出すと、仕事中の今でも普通に泣けます。

 

そして、ファンじゃない人に散々聞かれた

「キムタクが悪いんでしょ?」

 

ファンからすれば、どうしてキムタクが悪いのか、さっぱり分からないけど、そう見えるのかね。。

 

ちなみに、昨日の最後の最後まで見て

個人的に思ったのは

「慎吾が舵を切った」

と、私にはそう見えた。

 

拓哉と中居くんは絶対絶対に解散したくなかった。

慎吾は近年発言が過激だった。

解散を匂わすことも2年くらい前から続いていたし、「僕は作られた人間なんで」的なネガティブ発言や、自殺してるかも発言も飛び出した。

 

今までは中居くんにすべてを委ねていたように見えてたけど

心はそうじゃなかったんだろう。

中居くんに対して「やっぱりあんたすごいよ」って気持ちがありつつも

「でももういいだろ、もう、やりきっただろ、もういんじゃねーか?」

みたいな気持ちは慎吾の中にあったと思う。

 慎吾だけじゃなく、グループ全体に漂っていたのかもしれない。

 

独特の「経年劣化」感。

 

たまたまそのキッカケが飯島さんの引退だった。

 

慎吾はライブの構成なんかもやっていたけど、相当しんどい作業だったらしい。

そんな時、他のメンバーが話を聞いてくれなくてイライラしたこともあったらしいが

中居くんは慎吾よりも前から構成をやっていたけど、文句ひとつ言わない言わなかった。

 

だから、慎吾は自分の好きなように構成していたんじゃなくて、

全てはファンが望むもの、ファンの希望に沿うもの、そのためにはいくらでも自分の意見を押し殺す、そんな慎吾だった。

 

今年の慎吾はファンには堪らなく辛い姿だった。

あえて、ファンの気持ちをSMAPに残さないようにしていたんじゃないか、と思う。

それくらい、慎吾はファンサービスが上手いのだ。ファンサービスの上手さは慎吾がピカ一だ。

今年の慎吾の視線の冷たさは布石に見えた。

 

 

解散を止めることはもう不可能だった。

事務所のせいじゃない

飯島さんのせいじゃない

誰か個人のせいじゃないし

仲が悪い訳じゃない

(元々そんなに仲良くない)

 

ビミョーなパワーバランスと

経年劣化みたいなものと

芸能界を走りきった体力切れ

と、私は思う。

あとは、仕事に対する価値観の違いもあるのかもしれない。

本当のプロ意識を30年貫くことのストレスは計り知れない。中居くんと拓哉はできるだろう。他のメンバーには、難しいかもしれない。

 

これは必然だった。

そう思うのが自然だった。

だから

泣かないで欲しかったよ中居くん。

だから

あんな顔して欲しくなかった拓哉は。

 

 ある意味、感情が素直に表面に出たのは

中居くんと拓哉らしくて、ほんと、らしかった。最後まで頑固な2トップだった。

 

慎吾は、慎吾だからこそ

「最後くらい泣かないでうまくやれよ、まったく」くらいに思ったかなあ。

 

また、しばらくSMAPロスの痛みを

自分で自分に刺して

痛みを楽しみます。

ありがとうSMAP

私の人生のとても大切な思い出をありがとう。


f:id:ruruyasumi:20161227214252j:image