生理の話と思えば夫婦の話の罠なのか
Twitterでこの記事が話題になってたので、乗っかってみる。
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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191206-00222608-diamond-soci
私はPMSではないけど、確かにPMSは辛いらしい。一番会う友達がPMSでやっぱり辛いと言う。
ただ、この記事は、夫があまりにも不憫だし、妻ははっきり言って常軌を逸している。
フェミニストが食いつきそうな話題だ。私はフェミニズムを掲げることは基本的に賛同できない。近頃のフェミニズムの方向性はあきらかにおかしい。男性に対して何を求めているのかわからない。
それを加味した内容になるので偏るかもしれない。
夫婦は何でも許し合える仲ではない。
違う環境で生きてきて違う人間。
お互いの感覚を察することは出来ても、気持ちは分からないし、分からなくていい。
そもそも男女なんて、分かり合えない。
体調が悪いときは、どうして欲しいか素直に言えばいい。ほっといて欲しいのか、かまって欲しいのか、何が必要なのか、そのことをちゃんと伝えられるかが夫婦の肝だと思う。
別に、ただ、抱き締めてほしい、辛いところを撫でてほしい、慰めてほしい。
それだけを伝えるのもいい。むしろ効果的かもしれない。
後から謝るより、その場はワガママを言っても、ワガママを聞いてくれてありがとうと言えばいい。思いやりがあれば、全ての望みは叶わなくても、伝わることはある。
きちんと話し合っても、例えば二人とも体調が悪いときがある。
二人とも機嫌が悪いときもある。
こういうシチュエーションこそ、夫婦の平等さや、思いやりが試される絶好のチャンスでもある。
この記事の話は
まるで、女性ならではの苦しみや病気を、理解してほしい、怒らないでほしい、男性の許す寛容さこそ女性の価値を高めると言っているようだが
そうじゃない、この女性に同情できる点は1つもない。女性の体を理解してほしいつもりで書いている記事なのだろうが、全くの逆効果。PMSについての理解も全く効果がない。
女はやっぱりめんどくせーなという印象操作なんじゃないか、と言ってもいいくらいの記事。
男性が寛容になれば
何に対しても怒らず、優しければ
女性の社会的地位が上がるのだろうか?それは全く違う。
女性は女性なりの、男性は男性なりの寛容さと厳しさを共有することで女性の権利は尊重され、大切にされる権利を得られる。
それは同時に、相手を大切にする権利でもある。本当の平等はここにある。
女性ならではの辛さを理解してほしいなら、女性と一緒に暮らせばいい。男性は男性にしかない辛さがあるから、理解を求めるには、それこそ生理的に無理な話なのです。
ご飯を毎日作るから尽くしている
掃除を毎日するから尽くしている
洗濯もアイロンも全てやっている
こんなに頑張っているのに旦那様はわかってくれない
それなら、口に出して伝えるしか手段はない。
意地悪をしてみたり、態度で示すだけでは伝わらない。
それでも、旦那が優しくなければ、別れればいい。簡単に言うようだけど、簡単なことなのだ。
人生には選択肢はいくらでもある。彼は私の運命の人じゃなかったんだわ、それだけなのだ。
簡単に恋愛して簡単に結婚したんだから、簡単に別れて簡単に次の人生を歩むべきなのだ。
「尽くしている」を自己満足している間は、パートナーに悟られてしまう。夫婦は共同体でありながら、どこかで駆け引きの相手でもあると私は思う。そうであるから、一緒にいたいとも思う。
結局、この記事を読んで感じたことは「夫婦のありかた」だった。
女性の病気、女性の権利、女性の、女性の
それが伝えたかったのであれば伝わらなかった。もしかしたら、むしろ、夫婦のありかたを伝えたかったの、か、?
私は、逆に記事にかかったわかりやすい女だったのかもしれない。
と、冷静になっちゃった。
子供も友達も親も兄弟も、そして夫も
大切にしていきましょう。
自分のことを理解できるのは自分だけです。