読みました。
これを読む直前に百田さんの「日本国紀」の二周目読破していて(後日レビューしようと)、なんとなくその読書欲の勢いそのままに一気読み。
最近めっきり「物語」が苦手で、実録や論著を読んでばかりいたのですが、こちらは2時間ほどでバーッと読める短編オムニバス。
サスペンス、コメディー、オカルト、ホーム、ドロドロのすべてのパターンを読むことができるある意味お得なセット。
意味がわかると〜的なものなので、ついついオチの展開を想像したくなる。ちなみに想像通りだったのは一本しかなかったなあ。浅いぞ、我。それもまた良し。
実は百田作品を読むのはたった3冊目。しかも永遠の0はまだ読んでいないどころか、映画を初めて見たのが今週という。めちゃくちゃ泣きましたが。
一番初めは「カエルの楽園」次に「日本国紀」で、3冊目にあえてちょっとマニアックな本著。
すべての本に彼らしさが含まれつつ、全く違う価値観で読めるものを私がペロッと舐めに行ってる感じですね。楽しい。
男性が書く小説だな〜というのが第一印象かな。島耕作を読んだときもそんな第一印象だったような…
さすがというか、めちゃくちゃ読みやすい。それはどの本にも共通していて。個性的ではあるけれど、典型的でもあると言うか。あんまり論じるには難しいくらいの本なんですが、サラッと読んで〜!って感じでした。スッキリもモヤモヤもしないが(笑)