作業ヘルメッターのおんな道

肉体労働系レディ(淑女)の徒然です。フリーランスで造園土木の作業員をしています。お仕事と酒があればどこでも飛んでいきます。酒飲み。日焼け上等!

ASKAには大いに反省してもらいたい

ASKAが好きだった。いろいろなアイドルや歌手を経由したが、やっばりチャゲアスに戻ってくる。

2014年、ASKA逮捕。私は31歳。当時は子育てしながら花屋さんで働いていた。ちょうど母の日の仕事で忙しさがピークの頃だった。

ショックだった。覚醒剤で、しかも女性と捕まるなんて認めたくなかった。なのにマスコミがリークすることをいちいち調べてしまう私がいた。裁判内容の週刊誌を読むと生々しい女性とのセックスライフが供述として載っていた。見たくないのに、見てしまう。なぜ、なぜなの。

もうASKAのこと、忘れたいよ!

次第にこの気持ちはただのファンとしてのショックじゃないことに薄々勘づいてきた。

どうやら逮捕される少し前のGWは、その女性と一緒に私の住む街へ旅行に行っていたようだ。同じ頃私は同じ街で倉庫に籠もって死物狂いで母の日の箱詰めをしていたのに。この「女性と捕まった」ということと「薬中セックス」みたいな下衆い週刊誌の見出しから、私の中で裁判記録は、脳内官能小説に変貌を遂げていた。

なんて、えっちなんだ…

読めば読むほど、子宮の辺りがキュンとする。記事を読むだけでなく、曲を聴いても子宮の辺りがキュンとする。

同じ街で、ASKAが、私と同じくらいの歳の女と、ASKAが。

小学生の頃から聴いてきた名曲の歌詞がえっちな内容に思えてくる。若い頃に純粋な気持ちで聴いていた歌が「あれ、もしかしてこの曲はえっちな解釈も出来るんじゃない?」と変換してしまう。

カッコよくて憧れでしかなかった人物をAV男優のような目線で見てしまうようになり、自分の恋愛対象年齢が64歳まで上がってしまい、老け専まっしぐらになった。

性的な目線でASKAを見るようになったのが辛くて今のASKAを見ることが出来ない。辛うじて90年代の頃の曲しか聴けない。このイメージの変貌は罪だ。

覚醒剤なんてショックです!もう今のASKAは昔のASKAじゃない!とファンは言う。

罪なのはそれだけじゃない。変わってしまったのはASKAだけじゃないんだ。私の青春時代のピュアな気持ちが失われたんだ。どうしてくれるんだよ。下衆妄想に取り憑かれた私の気持ちのやり場がないんだよ。キュンさせんなよ、切ねぇじゃねぇか。

こういう変態なファンがいることをASKAは忘れないでほしい。しっかり反省して頂かなければいけない。

友達に真剣に話したら、ばっかじゃねーの、ばーかだって。

そうだね、そうだよね、やっぱりそうよね。